2007年11月28日水曜日

日本でドキドキした経験

  「ドキドキした経験をするとき、どのように感じますか」と人に聞くと、はっきりした答えがあるというわけではありません。逆に、「ドキドキ」というのに対して、人によって全く違っている経験や解釈がたくさんあります。私はこのたくさんの解釈の中の一つ、すなわち日本に一年間 留学した時のドキドキした経験を説明したいと思います。

  日本に留学した時、ドキドキした経験がたくさんありました。最初、留学する町の駅に着いた少し前は、全然知らない人の家に一年間住むことを考えながらとてもドキドキしていました。駅に着いて、ついにその人たちに会いました。しかし、ホストファミリーは英語が全然話せなくて恥ずかしかったので緊張していたせいで、優しそうな人の様子ではありませんでした。私もその日本でのお母さんとお父さんも何も言わないで、荷物を車に運んでから家に帰りました。家でも、私だけではなくて皆がドキドキしていましたから、私は直接部屋に行ってまた一人でした。その瞬間から、「日本でドキドキした経験」が始まりました。

  家に着いて一週間後、ホストファミリーととても仲良くなりました。日本語も少し話せるようになりましたので、家ではドキドキしませんでした。しかし、まだ大きな妨げというのは、学校でした。友達の悩みに加えて、その町の学校で留学生がスピーチをするのは普通でしたので、千人の前でスピーチをしなければなりませんでした。そのときホストファミリーと会うのに比べてその百倍ドキドキしていました。同級生が皆ジッと見ていて、胸はドンドン打っていました。「私の名前はクレアです。アメリカから来ました。趣味は読書です」と間違えながら言いました。

  ちょうど一年後に、また同じ千人の同級生の前でさようならスピーチをしなければなりませんでした。そのときももちろんドキドキしていましたが、間違いませんでした。すらすら一ページのスピーチを読みました。そうして、ドキドキしていたのに、その最初の週間ほどドキドキしていませんでした。ですから、その一年間のドキドキばかりした経験からドキドキしないで目的を果たすことを習いました。アメリカに帰ってだんだんドキドキしなくなったのは、その日本で得た知識を珍重して苦しいことでも我慢できるようになったことです。